『アマルフィ 女神の報酬』 初日舞台挨拶
2009年 7月 18日 (土)


今回の初日舞台挨拶は、抽選やネット販売のみか…?という懸念をよそに、
1週間前に無事、ぴあ店頭
チケットをゲット
(今回は競争率高いかと朝の4:00から並びに行ったけど、
結局約6時間、後続者は来ず(爆) こーいう時だけ田舎は嬉しい(^^;;)

夏休み3連休の初日だし、交通機関も早めに手配。
今回は久々(?)往復高速バスです(笑)





早朝のお台場

前日23:00発の夜行バスにて、仙台を出発。
今回は、初のお台場直行のバスを利用。(そんなのあったのか〜)

途中、何ヵ所か止まる鈍行なので、いつもよりちょっと遅めの
朝6:00過ぎぐらいに東京テレポート駅へ到着。 その足で、すぐ近くのフジテレビ方面へ。


フジテレビではすでに、今日建国のお台場合衆国の準備が。
祭りの前の静けさという感じ。


そういや今日の『めざましどようび』には、織田さんがスタジオ生出演するんだった。
もう入ったのかな?それともこれからかな?
…とか思いつつ、特に入り待ちする気もなく(爆)玄関の脇を通り過ぎ、
シネマメディアージュを偵察に。


やっぱりまだ開いてないけど(^^;;
「Now Showing」の文字に、とうとう公開するんだな〜ってワクワク感が♪


その後、メディアージュの向かいで朝マックしながら、
同伴の織田友さんが着くのを待ちつつ、朝メイクを(爆)


初日初回の上映

開場の8:00ちょっと前ぐらいに、合流した織田友さんと一緒にメディアージュへ移動。


エスカレーターを降りて行くと、ロビーにはお馴染み、屏風型POPが。


上映後は混むだろう思い、ガラガラの売店でグッズを物色して
パンフストラップクリアファイルを購入。

チケットを切ってシアター内に入ると、結構せまーい!?
8:10の回のシアター2は、キャパが300人ぐらいだったっけ?
真ん中へんの席だけど、傾斜も急なので、ステージまで近く感じる。

席のドリンクホルダーには、大阪試写会の時と同じく、
赤・白・緑の3色のバルーンスティックがそれぞれ用意されている。
後でこれ膨らませるのね(笑)

入ったのがギリギリだったので、席についてすぐに上映開始。
今回の舞台挨拶は、上映後だもんね。


試写会に続き、2回目の鑑賞

1回目では気付かなかったことに、いろいろ目が行きました。
ストーリー展開やタネ明かしを知ってる分、
あぁ、こんなところに伏線があったのか〜とか思いながら。
そうすると、犯人の感情をより深く理解できてしまい、よりいっそうせつなくて…(T_T)

しかし黒田さまは、何度見ても(ってまだ2回目だけど)
めちゃくちゃかっこいーですねぇ!!!

ただクールで強いだけじゃなく、弱さも持っている。
それが、ふとした表情の端々に出ている。 そこがまた萌える(爆)
さすが織田さんが惚れこんで作っただけのキャラだわ。
あ、西谷監督の演出のおかげ?(笑)
何度でも見たい! 黒田のもっと他のエピソードも見たい〜〜〜(≧▽≦)

…いや、今はまだ、このアマルフィの黒田さまを十分堪能いたしますが(笑)


キャスト登場!

10:20上映終了と同時に、客席からは盛大な拍手!

劇場内がうっすら明るくなると、報道関係の人たちが数人入ってきた。
あ〜2回目(9:00〜の回/舞台挨拶を地上波生中継する予定)だけじゃなく、
1回目でも一応撮影するんだぁ?なんて思ってたら、なんだか後から後からゾロゾロと…
え。 もしかしてプレスのメインはこっちの回ですか!?

でも確かによく見ると、前の席だけじゃなく、脇の方の席も関係者用に空いている。
ただでさえ小さい箱なのに、さらにお客さんの席は少なかったのね(^^;;


10:25頃、軽部さんが登場!
そういや『男おばさん+』で、軽部さんが初日司会するって言ってたなぁ。

軽部さんのご挨拶と、撮影禁止などの注意事項のお話の後、
さっそくキャストの皆さんに来て頂きましょう!…と言い終わらないうちに、
客席のみんながどよめきながら、何故か次々と後ろを振り返る

え?何?もしかして、後ろから登場なの!?

と思って後ろを振り返ると、
向かって右手、一番後ろの扉にスポットライトがあたり…

織田さんが出てきたぁーーーーーーー!!!(゚∀゚)

もちろんその後からも、天海さんや戸田恵梨香ちゃん、浩市さんら、
豪華キャストがぞろぞろと出てきて、階段を降りてくる!
通路側の席の人たちはコーフン状態で手を伸ばし、握手を求めたり触ったり
歩きながら笑顔でそれに応える織田さん。 うわぁ〜あそこの通路側の人、いいなぁ♪

…と思ってたら、進路変更してこっちにも来たではないか!

え、ちょ、ここも通路のすぐ側なんですけど。
てゆーか織田さん、後ろから来るキャストを待つために目の前で立ち止まってるし!
手を伸ばせば触れるんですけど。

えーーーーーどうしよう?どうしよう?
いーですかっ?触ってもよかですかっっ?( ̄口 ̄;;;

…そんな一瞬の自問&葛藤の末、吸い寄せられるように…手が出ちゃいました

ただ、織田さんの素肌(つまり手)に不意打ちのように触れるのは
さすがに恐れ多く、スーツの上から手首あたりを。
お手て、無防備だったんですけどねー(笑)

すると、再び歩き出した織田さんと、目があってしまった(O.O;)
至近距離だったから勘違いじゃないと思うけど、ま、思い込みでもオッケー(爆)

今思うと、何か気の利いたことでも言えればよかったな。
「映画、面白かったよー!」とか「黒田かっこよかったです!」とか。
手を振るしかできなかった…。


その後しばしの間ボー然として、
後から続いていらした天海さんや戸田ちゃんに手を出すことは忘れ、
浩市さんでハッとまた伸ばしてしまいました(爆) <本能か?

てゆーかねぇ、目の前を通ってゆく出演陣があまりにも豪華過ぎて、目移りし過ぎ(^^;;

あと、たぶん天海さんだと思うんだけど、
通り過ぎられた後、すっごくいい残り香がしてました♪

え?織田さん?たぶん…無臭(笑)


舞台挨拶

そんな豪華なキャストと西谷監督が壇上に揃い、織田さんからご挨拶。

(以下、言い回しなど実際と異なる部分もありますが、雰囲気ということで(笑)ご了承ください。
詳細なレポは、公式サイトのこちらへどうぞ。)


 織田 「おはようございます。今日は朝早くからありがとうございます。
     外交官の黒田康作を演じました、織田裕二です。
     映画、どうでしたか?」


客:サイコーーー!!(拍手)

 織田 「また観たいですか?」

客:観たーーーい!!(拍手)

 織田 「実はこの映画、もう一回別の登場人物の気持ちになって観ると
     また面白いと思うんで、この3連休中、もう一度観に行って頂けると嬉しいです。」


「今回演じた“黒田”についてどう思っているか?」という軽部さんの質問に、

 織田 「僕は好きなんですけど…どうなんでしょう?」

客:かっこいーーー!!サイコーー!(拍手)

 織田 「ありがとうございます。
     監督からダメ出しされたり、そうじゃないとか言われたりして
     くじけそうになりながら演じてたけど、
     それでも黒田という男の魅力に惹かれていって、
     
今すぐにでも、またやりたいぐらいです。
     この映画がヒットしたらの話ですけど(笑)」


 軽部 「青島から黒田へ、“青から黒へ”ということを結構言われてますよね。」

 織田 「青は青でまた頑張ろうと思ってます。」

 軽部 「赤井とか、白石とかは出てこないですか?」

 織田 「(笑)ホントになりそうなんでコワイんですけど…」


次に天海祐希さん。

(以下、自己紹介や「おはようございます、朝早くからありがとうございます」
などの挨拶は皆さんされましたが、その部分は割愛で(^^;;)


 天海『BOSS』とはまた違った私を見て頂けたでしょうか?
     撮影中は、とっても幸せな時間を過ごさせて頂きました。
     自分の中の宝物が、また一つ増えたような気がします。
     皆様どうぞ、ご近所の皆さん、ご親類の皆さんと
     もう一度、大きいスクリーンへ観にいらしてください。」

「この撮影を振り返ってみてどうでしたか?」という軽部さんの質問に、

 天海走りましたねー
     昨日、真相を知ったんですけど、(<『めざまし』で放送された現地ナビでのことですね)
     監督は私があまり疲れてない顔をしてたから、走らせてくださってたんですね?
     私は必死になってしまって…あれでも疲れてたんですけど…(笑)」

 軽部 「20回も階段を駆け上がったそうですが、宝塚で階段は慣れてらっしゃる?」

 天海降りるのはね! 駆け上がっちゃいけない(笑)」


次に戸田恵梨香ちゃん。

 戸田『BOSS』とは正反対の役の私は、いつもバタバタして、焦ってて、
     お芝居してるのかしてないのかわかんなくなっちゃって(笑)
     この映画を、家族、恋人、友人、皆さんに宣伝して頂ければと思います。」

「撮影では何が一番大変でしたか?」という軽部さんの質問に、

 戸田イタリア語を覚えるのが大変でした。
     現場では、台本の2倍以上にイタリア語のセリフが増えてて、でも全部カットされてて…。
     DVDの特典になることを希望します(笑)」


ここらへんで、織田さんと浩市さんが顔を近づけて
何やらこそこそと談笑してました。 何話してるんだろー?


次に大塚寧々さん。

 大塚 「オールイタリアロケで、こんなに素敵な役者さんたちとご一緒できて、
     嬉しかったです。 皆さん、夏休み中何回でも観にいらして下さい。」

「イタリアで過ごすお正月はどんな感じでしたか?」という軽部さんの質問に、

 大塚カウントダウンでは花火が上がって、
     みんなで屋上へ上がってそれを見て、満喫しました。」


次は伊藤淳史くん。

 伊藤 「この作品に参加できて、本当に嬉しく思っています。
     試写会で観て、すごく面白い、興奮する映画だと思ったので、
     もう一度劇場でも観てみたいと思ってます。
     皆さんも、また劇場へ足を運んでください。」

「憧れの織田裕二さんとの共演はいかがでしたか?」という軽部さんの質問に、

 伊藤今ここでですか!?(笑)
     この映画に出ることが決まって嬉しかったけど、緊張もしました。
     イタリアの空気の中にいる織田さんにすごく感激しました。
     すいません(笑) 最高のイタリアでした!」


次に佐野史郎さん。
伊藤くんの時に、「イタリア旅行に行ったみたいですね」と振った軽部さんの言葉に対して、

 佐野 「先ほど、イタリア旅行とありましたが、正直、毎日撮影してるわけじゃないので、
     オフの時は散歩したり、電車に乗ったりして、
     趣味の写真をたくさん撮ったりさせて頂きました。 すいません(笑)」

実際にG7が行われた場所で、臨場感ある撮影ができたことが楽しかった、
と言う佐野さんに対して、「本物を使うのは緊張しましたか?」という軽部さんの質問に、

 佐野 「(本物といえば)アマルフィに行けなかったのが悔しいですね。
     いつか行ってやろうと思ってます(笑)
     でも、素晴らしいセットの中で芝居させて頂いて、役者冥利に尽きましたね。」


次に佐藤浩市さん。

 浩市パート2ができても、たぶん出れない佐藤浩市です。
     こういう役だと、上映前の挨拶ではしゃべれることが何もないんですよね。
     今回は上映後の挨拶なんで、好きなこと言えるなーと思ったら、
     キャメラが入ってるからあまり言わないでくれと言われて、
     結局同じじゃねーか!という…」

「アマルフィの感想などを…これは差し障りないですよね?」という軽部さんの要望に、

 浩市 「差し障りないですねー(笑)

     アマルフィの海岸線を走っていくと、崖の下にたくさん別荘があるんですけど、
     でも、どう見ても道路からそこに行く道がないんですよ。
     どうやって行くんだろう?って思って聞いてみたら、
     皆さんクルーザーでお入りになるんですって!
     はぁ〜ん、これがアマルフィかぁ〜〜と。(←僻みっぽく/笑)


そして最後に、西谷監督から。

 西谷 「こういう贅沢なオール海外ロケで、
     皆さんがどのように観たのかなぁというのが、早く知りたいです。
     でも、(観終わった後の)皆さんのお顔を見て、ちょっとホッとしました。」

 軽部 「撮影中は、キャストの皆さんに過酷な要求をされていたようですけど。」

 西谷 「そればっかり浮き彫りにされて…(笑)
     もう忘れてしまいました、すいませんでした(^^;;」

 軽部 「撮影はやっぱり大変でしたか?」(と織田さんに振る)

 織田 「まず、予定通りに終わったことはないですね。
     そこから5〜6時間は当たり前。
     “11時間労働”って、イタリアの法は決まってたんですよね。
     なので、今回はそういう感じで撮るのかな〜と思っていたら…
     
(全然違ってて)
リアルに疲れた顔になりました(笑)」

 西谷 「あんまり言われると、俺、仕事がなくなっちゃう(笑)」


先日のローマでのティベリーナ映画祭について。

 織田 「今日はホッとしてます。 日本語が伝わるんで(笑)

     向こうは“映画好き”の空気がふわっときて、
     なんかアウェーな感じでしたね。

     ちょうど目の前に座った女性2人が、タバコ吸ってふんぞり返ってて、
     「まずいなぁ、つまんないのかな〜?」って思ってたんですけど、
     
その女性がどんどん前のめりになっていって、「よし!」と思いました。」

 天海 「映画を観終わった時、全く存じ上げないイタリアの奥様が
     後ろの方からバーーーッと走ってきて、抱きしめてくださったんです。
     「ブラビッシーモ!」って。 もう、「ブラーボ!」の最上級ですよ(笑)」


最後に、織田さんから一言。

 織田 「皆さんがたぶん、(初日の)今日、一番早く観られたお客様だと思います。
     本当にありがとうございました。
     この余韻が冷めないうちに、持ち帰って下さい。
     またお近くの劇場で、各登場人物たちの気持ちになって観て頂くと、
     違った感じで見れると思います。 その時にまた、劇場でお会いしましょう。」



プレス撮影会

10:50頃、舞台挨拶は終了し、ここでキャストは一旦退場。
次のプレス撮影の準備に。

…って、近ーーー!?!?
え、そこに来るの? …マズイ(爆) いやいや(笑)


ドキドキしていると、再びキャストが登場。
手にはそれぞれ、リモンチェッロの入ったグラスを持っている。
私たちは、座席に用意してあったバルーンスティック2本を膨らませ、
それを使ってボンボンボンと拍手。

織田さんがイタリア語で

 「サルーテ!!」

と乾杯をし、同時に赤・白・緑のテープが空中に舞った…
…んだと思いますが、その前後をよく覚えておらず(爆)
ただ、織田さんと豪華キャスト陣にぼーっと見とれてました(^^;;

織田さんは終始穏やかに微笑んでいて、写真、そしてムービーの撮影が終わると、
リモンチェッロをクイクイッと一気に飲み干されておりましたそれは美味しそうに♪
次の舞台挨拶もあるのに…(爆) 本当にお酒好きなんだなぁ(笑)

たまに織田さんが後ろを振り返ると、後ろの席では「きゃーーーー♪」とお約束の歓声が(笑)
織田さんの前の席の方は、一言、二言、言葉を交わされてましたよ(^^)


アマルフィアイス

終了後、ロビーに出てふと売店を見ると…

 
『アマルフィ 女神の宝石』美味しそう〜♪
ちょっと高価だけど(笑)
 
いわゆるレモンシャーベット
アルコール分も入ってるけど、下戸の私でも大丈夫でした♪


その後、今日から始まる「お台場合衆国」で賑わう、すぐそばのフジテレビへ。
『アマルフィカフェ』があると聞いて探してみると…

 
あった!屋台風だぁ。(3階大階段の下)
さっきメディアージュで食べた『女神の宝石』もあるけど、
こっちのが100円高いな(^^;; <600円
 
買ったのは、ダブルのジェラート。(キャラメルとミルク)
暑いからすぐ溶ける〜(笑) けど美味い♪
写ってないけど、カップには「アマルフィ」の文字が。


それから、合衆国見物はせずに(笑)、
近くのホテル グランパシフィック LE DAIBAの2F(だったかな?)にあるカレーのお店でランチを。


ワンプレートランチ。(1,000円也)


後で知ったんだけど、このホテル グランパシフィック LE DAIBAでは、
1Fのカフェレストラン「エルベット」にて
アマルフィとコラボのメニュー『アマルフィ 女神の食卓』というのもあったそうな。
知ってたらそっち行ってたなぁ(^^;;ゞ
(8月31日までの期間限定なので、行ける方はいかがでしょうか♪)


そんなわけで、お台場でアマルフィオンリーを満喫し(笑)、
14:20東京テレポート発の直通バスで、仙台への帰途へつきました。

今回は、お台場から一歩も外に出ない上京でした(爆)